多くの人が抱える美容の悩みの一つに、「ガリガリでも顔だけが太る」という現象があります。体は細いのに、顔だけに不釣り合いに肉がついてしまうことは、見た目に大きな影響を与えることがあります。では、なぜこのような現象が起こるのでしょうか?そして、顔だけが太る人の特徴や、効果的な顔痩せ方は何なのでしょうか?この記事では、顔に肉がつきやすい人の特徴を解明し、顔だけ太るという問題に対処するための方法を紹介していきます。ガリガリの体型でも顔だけが目立ってしまう方々に、実用的な顔痩せのアプローチを提供することで、理想のプロポーションに近づける手助けをします。
体はガリガリでも顔だけは太る原因と顔の痩せ方!
なぜ?ガリガリだけど顔だけ太い主な原因は?
「体はガリガリなのに顔だけ太る…」
「顔だけに肉がつくのはなぜ?」
顔だけが太ってしまう主な原因は、骨格、むくみや脂肪、たるみ、筋肉の衰えと筋肉の発達による膨張の6つです。ここでは各原因と解消法について解説します。ご自身の顔太りの原因を確認してみてください。
顔だけが太る理由とマッサージやトレーニングを、美容外科医師が解説します。
美容外科医師川上 勉先生のプロフィール
美容外科医師川上 勉「かわかみ つとむ」先生は兵庫県の三宮駅すぐにある、神戸三宮院の院長を勤めています。神戸三宮院は二重や鼻の整形などの顔の美容整形手術だけでなく、豊胸、脂肪吸引、わきが治療、脱毛といった体の美容整形手術も行っています。また、美容皮膚科の治療にも力を入れており、シミ、シワ、ニキビ、たるみ、肝斑といった肌治療も行っています。厚生労働省の麻酔科標榜医
顔だけ太い原因:①骨格
人によって骨格の特徴は異なります。例えば、頬骨が高い、あごがしっかりしている、または顔の形が長方形や四角形に近いと、顔が大きく見えることがありますし、顔の各パーツの大きさや位置によっても、顔全体の印象が変わります。たとえば、目が小さいと顔が大きく見えることがあります。
顔の筋肉の発達具合も、顔の大きさに影響を与えます。例えば、咀嚼筋が発達していると、顔が太く見えることがあります。
これら骨格による影響を考慮して、適切なケアを行うことが重要です。例えば、顔の筋肉を適切に鍛えたり、肌の状態を整えたりすることで、顔の輪郭をよりすっきり見せることができます。
顔だけ太い原因:②むくみ
朝、鏡を見たら顔がパンパンにむくんでいるという経験がある方も多いはず。血行不良などによって顔がむくむと顔全体が膨張し、顔太りの状態になってしまいます。
むくみは血行が悪くなったり、体内の水分の排出と吸収のバランスが崩れたりして水分や老廃物がたまることで起こります。
例えば長時間のデスクワークで顔の筋肉を動かす機会が少ないために顔周りの血行が滞りやすくなったり、塩分の取りすぎで体が水分をため込みやすくなったり、アルコールの過剰摂取で血管が拡張されて水分が体内に漏れ出したりすることなどが原因です。
顔のむくみには塩分やアルコールの摂取量を少なくしたり、マッサージで顔の老廃物を排出しやすくしたりとセルフケアでも解消が期待できます。
顔だけ太い原因:③脂肪
人の体には脂肪がつきやすいパーツがあり、顔の中では頬や顎が該当します。頬に脂肪がつくと顔が大きく見えやすく、顎に脂肪がつくと二重顎になってしまうため、解消したいと考える方も多いでしょう。
頬も顎も脂肪がつく原因には、暴飲暴食や運動不足などの可能性があります。
食生活を見直して、糖質や脂質などの太りやすい栄養素をとりすぎない食事に変えたり、ウォーキングなどの軽い運動をはじめてみたりすると解消できるかもしれません。
他にも顎に脂肪がつきやすくなる原因として、姿勢の悪さも挙げられます。
スマートフォンを操作する際に、無意識のうちに猫背で下を向いた姿勢になって長時間過ごしていませんか?
猫背や下を向いた姿勢を長時間続けているとストレートネックになってしまい、顎に脂肪がつきやすい状態になることも。また悪い姿勢はリンパの流れが滞る原因になるため、むくみにもつながります。
顔は脂肪がついてしまうとなかなか落としにくい部位です。
顔に脂肪がつくのは日々の生活習慣が主な原因として挙げられるため、食生活を見直したり、正しい姿勢を意識したり、脂肪がつきにくい生活習慣を心掛けましょう。
顔だけ太い原因:④たるみ
たるみも顔太りの原因の一つです。顔のたるみはフェイスラインがもたつきやすくなり、顔が大きくなった印象になります。
たるみの主な原因は、肌にハリを持たせる働きのあるコラーゲンなどが減少するためです。コラーゲンの減少は、20代後半から起きると言われていますが、若いうちから早めに対策することをおすすめします。加齢によってコラーゲンが減少すると皮膚を支えることができなくなり、重力に引っ張られて皮膚が垂れ下がってしまいます。
たるんだ皮膚に脂肪がついてしまうとよりたるみが強くなることも。頬のたるみに脂肪がつけばほうれい線やマリオネットラインになり、顎のたるみに脂肪がつけば二重顎につながります。
皮膚はたるんでしまうとセルフケアで改善することは難しいですが、たるみの進行を遅らせることはできます。例えばコラーゲンなどが減少した肌は水分量が足りていない状態のため、保湿を意識したスキンケアでたるみを予防しましょう。
また紫外線も肌のコラーゲンにダメージを与える要因の一つです。外出するときはもちろんのこと、家の中にいても窓際などの日が当たる場所では紫外線を浴びてしまいます。毎日の紫外線対策も習慣化しておけば、たるみの進行を遅らせることができるでしょう。
顔だけ太い原因:⑤筋肉の衰え
コラーゲンなどの成分だけでなく、表情筋も皮膚を支える役割を担っています。体の筋肉が運動をしなければ衰えるように、表情筋も動かさなければ衰えます。
やわらかい食べ物を好んで食べていて咀嚼回数が少なかったり、デスクワークで普段からあまり顔を動かしていなかったりする場合には、表情筋が衰えやすい状態です。
表情筋が衰えると皮膚がたるみ、たるんだ皮膚に脂肪がつきやすくなります。
また脂肪を燃焼させるためには筋肉が必要です。
表情筋が衰えると脂肪を思ったように燃焼させることが難しくなり、頬や顎などの顔の脂肪を減らしにくい状態になってしまいます。表情筋を衰えさせないためには、意識的に動かすことが大切です。
後ほど簡単にできる表情筋のトレーニングをご紹介するので、参考にしてみてください。
顔だけ太い原因:⑥筋肉の発達による膨張
顔の筋肉が衰えると皮膚がたるんで顔太りしたように見えることについて解説しましたが、筋肉が発達しすぎても顔が大きく見える場合があります。顔の中で特に筋肉が発達しやすい部位は「顎(エラ)」です。
顔の大きさが気になるという方の中にはエラの張りが気になるという方もいるはず。エラの張りは骨格の改善が必要と考えている方も多いかもしれませんが、実は筋肉の発達が原因の場合もあります。
普段から歯を食いしばったり、食事の際に片側の歯で噛んだりする癖がある方は顎の筋肉(咬筋)が発達しやすくなっている可能性も。
咬筋(こうきん)が発達するとエラが張ったような状態になり、顔が大きく見えてしまうのです。咬筋の発達を解消するためには、日頃から歯の食いしばりをしないように意識したり、就寝時はマウスピースを使用したり、食べ物を両側の歯で噛むようにしましょう。
顔に肉がつきやすい人の特徴は?
- 遺伝的要因の考慮:体型や脂肪のつき方には遺伝的要因が影響を及ぼすことがあります。家族の中に顔太りの傾向がある場合、自身も同様の特徴を持つ可能性が高いです。
- 睡眠不足とストレス:睡眠不足やストレスは、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、体重増加や顔のむくみに繋がることがあります。質の高い睡眠を確保し、ストレス管理に努めることが重要です。
- 水分不足:十分な水分を摂取しない生活は、体内の水分バランスを崩し、むくみを引き起こすことがあります。適切な水分摂取は顔の輪郭を引き締めるのに役立ちます。
- アルコールやカフェインの過剰摂取:アルコールやカフェインは利尿作用があり、脱水状態を引き起こしやすく、結果として体が水分を保持しようとするためむくみやすくなります。
- 塩分の過剰摂取:塩分を多く含む食事は、体内の水分バランスを崩し、むくみや脂肪の蓄積を促進します。塩分の摂取量を意識的にコントロールすることが大切です。
- 適切な運動の欠如:定期的な運動は、全身の血液循環を促進し、脂肪燃焼を助けます。特に有酸素運動は、顔のむくみや脂肪蓄積を減らすのに効果的です。
- ホルモンバランスの影響:生理周期やホルモンバランスの変動も、顔のむくみや脂肪蓄積に影響を与えることがあります。特に女性は、月経周期によって体の状態が変化しやすいため、これを考慮することが大切です。
【トレーニング】顔痩せのための方法5つ
表情筋を鍛えることで、すっきりとしたフェイスラインを目指せます。
・口を動かす
・口を大きく動かす
・口角を上げる
・顔のパーツを中央に寄せる
・舌を動かす
顔の筋肉の約7割は口の周りに集まっていると言われています。顔をすっきりさせたい方は、口周りのエクササイズを積極的に行いましょう。
意識的に表情筋を使わないと、顔の肉が垂れ下がって、もたついた印象になってしまいます。
方法:①にこにこトレーニング
口を「に」と「こ」の形に動かすトレーニングで、主に頬の筋肉を動かすことができます。初めのうちは鏡で確認しながら行ってみましょう。
トレーニングの手順は以下の通りです。
①口角を上げるようにして頬を持ち上げる
②上の歯を見せるように口を「に」の形に開き、5秒キープする
③唇をすぼめて「こ」の形にして、5秒キープする
④5分ほど2と3を交互に繰り返す
頬には表情を動かすのに重要な筋肉があります。トレーニングで頬が痛くなる方は普段あまり使えていない可能性があるため、1日1回を目安に続けてみてください。次第に動かしやすくなってくるでしょう。
方法:②あいうえおトレーニング
あいうえおトレーニングは口を大きく動かすため、顔全体の筋肉が鍛えられます。
以下の手順で行ってみましょう。
①口を大きく開くイメージで「あ」の形にする
②口角を上げることを意識して、口を「い」の形にする
③口周りに力を入れて「う」の形に口をすぼめる
④口角を上げ、口を縦に開くイメージで「え」の形にする
⑤口を縦に開くイメージで「お」の形にする
1~5の手順を5回ほど繰り返す
普段話をするときよりも大げさに口を動かすのがポイントです。声が出せる環境であれば、口の形に合わせて声を出すと口の形がイメージしやすいです。テレビやスマートフォンを見ながらでもできるトレーニングなので、1日1回を目安に取り組んでみてください。
方法:③口角上げトレーニング
頬の筋肉を重点的に鍛えるトレーニングです。トレーニングを続けるうちに自然と口角が上がり、顔の印象が明るくなるでしょう。
口角上げトレーニングの手順は以下です。
①軽く口を閉じる
②右の口角を引き上げて、下ろす
③左も同様に行う
④2~3を10回ずつ交互に行う
簡単なトレーニングですが、終わったときには頬のあたりに疲れを感じる方もいるでしょう。1日1回空いた時間に取り組んでみてください。毎日トレーニングの時間を決めておくと、習慣になって続けやすくなるのでおすすめです。
方法:④中央寄せトレーニング
顔のパーツを中央に寄せるようにして行うトレーニングは、筋肉を鍛えるだけでなく血行の促進にも効果的なので、顔のむくみが気になる方にも向いています。
中央寄せトレーニングの手順は以下の通りです。
①8秒かけて、眉や目、鼻、口などのパーツを顔の中央に寄せるようなイメージで力を入れる
②顔全体に力を入れたまま8秒キープする
③8秒かけて、力を緩めると同時にまぶたと口を徐々に開き、限界近くまで開いたら8秒キープする
④8秒かけて、少しずつ力を緩める
⑤1~4の手順を5回ほど繰り返す
1日1回、気付いたときに行いましょう。中央寄せトレーニングはゆっくり行うのがポイントです。しっかり8秒カウントしながら時間をかけて行ってみてください。
方法:⑤舌回しトレーニング
舌を動かすトレーニングは脂肪を落とす他にも、ほうれい線が目立たなくなったり、胃腸の調子が整ったりといった効果が期待できます。
以下の手順に沿って舌回しトレーニングに取り組んでみてください。
①口を閉じ、唇と歯の間に舌を入れる
②左上から右上、右下、左下の順に歯に沿って舌を動かす
③2を20回ほど繰り返す
④反対も同様に20回ほど繰り返す
舌は顔の筋肉よりも動かす機会が少ないため、疲れを感じる方は多いかもしれません。可能であれば1日3回を目標に取り組み、きついと感じる場合は、1日1回から始めてみましょう。毎日続けているうちに顔の脂肪が減り、たるみやむくみが解消されてくるはずです。
【生活習慣】顔痩せのための方法
顔だけが太ってしまうのは生活習慣が原因となっていることが多くあります。そのため顔太りを解消するには、生活習慣を改善することが大切です。
仕事などでパソコンやスマートフォンを見る時間が長い方は常に正しい姿勢を保つことを意識する、習慣的に塩分や糖質・脂質が多い食事とっている方は食事の改善をする、アルコールも顔太りの原因になりやすいため毎日飲酒をしている場合には量を減らすなど、日々の生活習慣を改善すれば、顔太りの解消、予防が期待できます。
一度に全てを習慣化することが難しいという方は、できることから少しずつ改善していきましょう。
【食事】顔痩せのための方法3つ
・摂取エネルギーが消費エネルギーを上回らないようにする
・タンパク質を摂る
・カリウムを摂る
といったことを意識して、すっきりした顔を目指しましょう。
顔をすっきりさせたいからといって、食事を抜くのは控えてください。栄養バランスが乱れると、肌荒れや体調不良を引き起こす可能性があります。
食事法:①摂取エネルギーが消費エネルギーを上回らないようにする
顔痩せのために食生活を改善する際は、摂取エネルギー量が消費エネルギー量を上回らないように調整することが重要です。
ただし摂取エネルギー量を減らすために食事量を減らしすぎてしまうと、必要な栄養素が不足して体の不調につながります。
摂取エネルギー量に注意しつつ、栄養バランスの良い食事を取り、運動などで消費エネルギー量を増やすことを意識しましょう。
食事法:②タンパク質を摂る
タンパク質は消化に時間がかかるため、腹持ちがよくダイエット中にぴったりです。また、タンパク質は、肌・筋肉・髪・爪などの元になる栄養素です。そのため、健康的な体を維持するために欠かせないと言えるでしょう。
▼タンパク質を豊富に含む食品
肉類 | 鶏ささみ・皮なし鶏むね肉・豚ヒレ・牛ヒレ |
魚類 | まぐろ赤身・本ガツオ・しらす・魚肉ソーセージ |
その他 | 大豆製品・乳製品・鶏卵 |
食事法:③カリウムを摂る
カリウムには、体内の塩分排出を促す働きがあります。むくみが気になる方は積極的に摂取しましょう。
また、カリウムは水に溶けやすいという性質があります。
そのため、
・食材を水にさらす
・細かく切って茹でる
といった調理方法を避けた方が、効率的に摂取できるでしょう。
▼カリウムを豊富に含む食品
野菜類 | 切り干し大根・ほうれん草・枝豆・にんじん |
果物類 | アボカド・柿・バナナ・キウイ |
海藻類 | ひじき・わかめ |
▼参考
厚生労働省「ナトリウム – e-ヘルスネット」
ロッテ「カリウムを豊富に含む食べ物は?効果と摂取基準も解説」
【むくみ対策】顔痩せのための方法3つ
トレーニングや食事内容の見直しにプラスして、
・塩分を控え目にする
・アルコールを控え目にする
・マッサージする
などのむくみ対策を行いましょう!
よりすっきりとした顔を目指せます。
むくみ対策:①塩分を控え目にする減塩
塩分を摂りすぎると、体が水分を溜め込むためむくみの原因につながります。
その結果、顔だけが太ったように感じることがあります。
食塩の摂取は1日あたり、
男性:7.5g未満
女性:6.5g未満
を目指しましょう。
減塩のポイント!
・出汁を使う
・酢やレモンで味付けする
・減塩調味料を使う
・外食、お惣菜、お弁当、加工食品の量を減らす
むくみ対策:②アルコールを控え目にする
アルコールの飲み過ぎは、むくみの原因につながります。1日のアルコール摂取量は女性で10gまで、ビールに換算すると中瓶1/2本程度です。
お酒を飲みながらおつまみを食べると、塩分摂取によりさらにむくみます。飲酒量だけではなく、おつまみの塩分量も気にしましょう。
▼アルコールの摂取目安量
アルコール量 | 具体的な目安量 | |
男性 | 20gまで | ・ビール瓶中瓶1本分 ・日本酒1合 ・チューハイ(7%)350mL缶1本 |
女性 | 10gまで | ・ビール瓶中瓶1/2本分 ・日本酒1/2合 ・チューハイ(7%)350mL缶1/2本 |
むくみ対策:③マッサージする
1.顔と手にオイルやクリームを塗る
2.薬指を中心にクルクルと円を描き、顎先から耳の下に向かってマッサージする
3.③のやり方で口の横から耳の横までマッサージする
4.③のやり方で鼻の横から目尻の横までマッサージする
5.②~④を1セットとして、1日3回行う
マッサージを行って、溜まっている水分や老廃物の排出を促します。
顔の皮膚は、薄くデリケートです。
オイルやクリームをつけて、優しくマッサージしましょう。
顔太りを隠すためにできること
顔太りを解消したいと思って生活習慣の改善やマッサージに取り組んでも、すぐに効果を得るのは難しいこともあります。効果が実感できるまではメイクや髪型を工夫して顔太りを隠すのも良いでしょう。ここでは顔太りを隠す方法についてご紹介します。
メイクの工夫
顔の大きさは、シェーディングの技術次第で小さく見せることができます。正しいシェーディングの技術を身につけて、顔のふくらみを上手く隠しましょう。
シェーディングを施す際に覚えておくべき重要なポイントは、シェーディングを入れる場所とブラシの使い方の2つです。これらについて詳しく説明します。
シェーディングを入れる位置
シェーディングは、肌の色より少し暗い色を使って、影があるように見せ、顔を小さく見せるメイク方法です。
シェーディングを正しく施す場所は、顔の輪郭の外側と頬骨の下の外側です。頬骨の近くにシェーディングを濃くしすぎると、頬がこけて見えるので、濃すぎないように注意しましょう。また、全体が同じ色調になりすぎないように、外側は濃く、内側は薄くなるようにブラシでぼかしながら塗るのがコツです。
ブラシを動かす方向
シェーディングを施す際には、ブラシの動かし方に注意しましょう。基本的には、ブラシを顔の外側から内側に向けて動かします。
シェーディングパウダーをブラシに取った後、顔に塗る時には、最初に塗った部分が最も色が濃くなります。
シェーディングで顔の外側に影を作り、顔を小さく見せるために、外側から内側に向けてブラシを動かします。これにより、外側は濃く、内側は薄いグラデーションが生まれます。
髪型の工夫
顔のふっくらとした部分や二重あごが気になる場合は、髪型で隠しましょう。フェイスラインを隠したい方には、ひし形をイメージしたヘアスタイルが適しています。
このスタイルは、シルエットがひし形に見えるようにデザインされており、耳の高さの髪にふんわりとしたボリュームを加え、頭頂部と毛先にはボリュームを抑える形です。
また、二重あごが気になる場合は、カールのある髪型が効果的です。カールのあるスタイルでは、髪のボリュームが二重あごを目立ちにくくするため、顎の下より長い髪をふんわりと巻いたスタイルが推奨されます。
顔だけ太るのは病気の可能性がある?
顔が太ることに関する検索をすると、“病気”という言葉が出てきます。それは病気の可能性があるということでしょうか?
顔だけが太ってしまう場合、それは病気である可能性があります。特に、顔が丸くなる現象は、クッシング病の特徴の一つです。
クッシング病は、副腎から分泌される「コルチゾール」というホルモンが過剰に生成される病気です。
・顔に脂肪や水分が溜まり、丸く腫れる
・手足は細くなる
・アザができやくすくなる
・血圧が高くなる
・うつ傾向になる
といった症状があらわれると考えられます。
自己判断は危険なので、気になる症状がある場合は内科を受診しましょう。
顔の脂肪を減らしたいなら美容整形も選択肢の一つ
マッサージやストレッチをするとむくみは比較的すぐに解消されやすいですが、顔の脂肪は筋トレや食生活の見直しなどのセルフケアではなかなか減らすことができません。
顔の脂肪が減らなくてお悩みの方は、美容整形を受けるのも選択肢の一つです。
美容整形では脂肪を直接除去したり、脂肪細胞を溶かしたりして脂肪を減らすことができます。
セルフケアよりも早く効果が実感しやすいので、今までダイエットをしても効果が表れずに挫折してしまったという方にも向いています。
美容整形を検討している方に向けた無料カウンセリングをご用意しているので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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「ガリガリでも顔だけ太る原因と顔痩せ方法!顔に肉がつきやすい人の特徴は?」という記事では、体は細いのに顔だけが太る原因と、それに対する解決策について美容外科医が詳しく解説しています。主な原因は以下の通りです。
- 骨格:人によって異なる骨格の特徴が、顔が大きく見える理由の一つです。
- むくみ:血行不良や体内の水分バランスの崩れにより起こり、顔が膨張します。
- 脂肪:特に頬や顎に脂肪がつくと顔が大きく見えます。
- たるみ:コラーゲンの減少により皮膚が垂れ下がることが原因です。
- 筋肉の衰え:表情筋が衰えると皮膚がたるみ、脂肪がつきやすくなります。
- 筋肉の発達による膨張:特に顎の筋肉が発達すると顔が大きく見えます。
顔に肉がつきやすい人の特徴として、遺伝的要因、睡眠不足、ストレス、水分不足、アルコールやカフェインの過剰摂取、塩分の過剰摂取、適切な運動の欠如、ホルモンバランスの影響などが挙げられています。
顔痩せのための具体的な方法として、
- トレーニング:表情筋を鍛える、筋肉の張りをマッサージする。
- 生活習慣:正しい姿勢の維持、食事の改善、アルコール摂取の制限。
- 食事:バランスの良い食事、タンパク質やカリウムの摂取。
- むくみ対策:塩分とアルコールの摂取量の制限、マッサージ。
また、顔太りを即座に隠す方法として、メイクや髪型の工夫が有効ですさらに、顔だけが太る場合、病気の可能性もあるため、異常があれば医療機関を受診することが推奨されています。
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