朝起きたときの体のだるさ、特に腰の痛みに悩まされていませんか?多くの人が抱えるこの問題、実は寝ながらストレッチで改善の道が開けるかもしれません。寝る前に数分、下半身ストレッチを寝ながら行うだけで、太ももや腰回りの緊張をほぐし、翌朝の目覚めを格段に快適なものに変えることができるのです。この簡単なエクササイズは、初心者でもすぐに始められ、特別な道具や複雑な動作は一切不要。あなたの腰痛や下半身の不調が、寝ながらのストレッチでどのように和らぐのか、その秘密を今からお教えします。快適な朝を迎えるための第一歩、一緒に踏み出しましょう。
寝ながら下半身ストレッチは眠りの質が悪い現代人にぴったり!
寝ながら下半身ストレッチは、入眠1時間前にベッドの上に寝そべって行うストレッチです。筋トレやストレッチといった運動は日中に行うイメージがありますが、なぜ、入眠前に行うのがよいのでしょうか。
私たちの身体は、行動を促す交感神経と、回復を促す副交感神経が交互に働き合うことで、日々支えられています。そして良質な睡眠を得るには、副交感神経が優位であるほうがよいのです。ところが、現代人は働きすぎや入眠前のテレビ視聴、スマートフォン操作などの影響で、交感神経が優位なまま、質の悪い睡眠をしている人が多いといいます。
そんな現代人にこそ、入眠前のストレッチが効果的。入眠の1時間前に軽めのストレッチをするだけで、筋肉の緊張がほぐれて身体も心もリラックスし、副交感神経が優位に。そこから眠りに入ると、身体がしっかりと回復し、さらに睡眠時の代謝がUPするため、脂肪燃焼効果を高めることもできます。自律神経も整うので、胃腸の働きが正常になり、おなかの中からスッキリすることができます。
睡眠の質をUPさせられる寝ながらストレッチは、まさに忙しい現代人にぴったりなんです。
参照:下半身太りにも効く!超簡単で気持ちいい『寝たままストレッチ』
寝ながら下半身ストレッチで太もも痩せの動画3選
ここでは、寝ながらストレッチで太ももを強化する方法を2選紹介します。
寝ながらコレだけ!太もも激痩せのストレッチルーティン
動画は、太ももの脂肪を減らし、すらりとした美しい足を手に入れるためのストレッチルーティンを紹介しています。毎日ベッドの上で7分間行うことで、足が細くなるとされています。以下はその具体的な内容です。
①仰向けになり、両足を天井方向に向けて力を抜きながらブラブラと揺らし、血流を促進します。
②足を下ろし、力を抜きながら足をパタパタと動かして筋肉を柔らかくし、リンパの流れを良くします。
③右の腿裏に手を置き、反対側の足をねじりながらストレッチを行い、外ももの筋肉を伸ばします。
④両膝を胸に抱き寄せ、足を外側に開きながら内もも、ふくらはぎ、腿裏を伸ばします。
⑤膝の真下にかかとを置き、腰を丸めながらお尻を持ち上げ、内ももとお尻周りの筋肉を刺激します。
⑥足を4の字にして、骨盤矯正に効果的なストレッチを行います。
⑦うつ伏せになり、お尻を締めながら足を横に開いて中殿筋と大臀筋を刺激します。
⑧カエル足のポーズで前後に動きながらお尻の筋肉を鍛えます。
この動画は、自宅で簡単にできるストレッチを通じて、太ももを細くし、美しい脚を目指すためのエクササイズを提供しています。
【やり方やポイント】
・毎日実践すること
効果を実感するためには、毎日続けることが重要です。
・力を抜くこと
ストレッチ中は筋肉に力を入れずにリラックスすることで、血流が改善し、筋肉が柔らかくなります。
・呼吸を意識すること
呼吸を止めずに続けることで、筋肉が固まるのを防ぎ、リラックス効果を高めます。
・無理をしないこと
自分の体の範囲内でストレッチを行い、無理をしないように注意します。
・骨盤の位置を意識すること
骨盤を正しい位置に保つことで、効果的なストレッチが可能になります。
【内もも痩せ】寝ながら出来るストレッチでスリム脚に大変身!
動画は、内ももを痩せさせるためのストレッチ方法を紹介しています。動画の中で、寝転がりながら約8分間でできるエクササイズが実演されており、内ももに隙間を作ることを目的としています。具体的なエクササイズの手順には、足を股関節の真上に上げて内側にねじる動作、膝を後ろに引きながら腰を丸める動作、横向きになって足首を持ちつま先を外側に回しながら上げる動作などが含まれています。これらの動作は、内ももだけでなく、脇腹や中殿筋など他の部位にも効果があると説明されています。
【やり方やポイント】
・エクササイズのやり方
動画では、具体的なストレッチの手順が示されており、視聴者は動画を見ながら同じ動作を行うことができます。各ストレッチはゆっくりとした動作で行われ、特定の筋肉群に焦点を当てています。
・ポイント
エクササイズを行う際のポイントとしては、腰を丸めることで腰が反らないように注意し、正しい姿勢を保つことが強調されています。また、足の動きに合わせて適切な呼吸を行うことも重要です。足を上げる動作では、つま先を外側に向けることで内ももに効果的にアプローチすることができます。
脂肪燃焼して下半身痩せのストレッチ【寝たまま痩せる】
この動画では、股関節を柔らかくすることでお腹や下半身を引き締めるストレッチ方法を紹介しています。リンパの流れを良くすることで全身をスッキリさせる効果もあると説明されています。動画の中で、股関節の可動域や歪みをチェックする方法と、具体的なストレッチの手順が示されています。
【やり方やポイント】
①股関節のチェック
座った状態で足の裏を合わせ、膝を開いて股関節の可動域を確認します。
②背骨の可動域チェック
胸をひねって背骨の動きをチェックします。
③うつ伏せでの背骨の反りチェック
うつ伏せになり、背骨を反らせて腰の感覚を確認します。
ストレッチの手順は以下の通りです。
・腿裏のストレッチ
仰向けになり、片足の腿裏を手で支えてストレッチします。
・足のツイスト
足を伸ばし、片足を反対側の床につけてツイストします。
・腰筋のストレッチ
足の裏を合わせ、腰筋をほぐします。
・横向きでの腿のストレッチ
横向きになり、片足の足首を持ち、膝を後ろに引きます。
ポイントは、ストレッチ中に腰が反らないように注意し、正しい姿勢を保つことです。また、各動作をゆっくりと行い、筋肉をしっかりと伸ばすことが重要です。
寝ながら下半身ストレッチで腰痛改善動画3選
ここでは、腰痛改善に効く寝ながらストレッチを2選紹介します。
【腰痛改善】その辛い腰痛が寝たまま改善できるおすすめのストレッチ
動画は、腰痛を改善するためのヨガのポーズを紹介しています。主に座りがちな生活を送る人や腰痛で悩む人に向けて、ベッドの上や寝た状態でできる簡単なストレッチを提案しています。これらのストレッチは、筋肉の緊張を緩め、むくみを解消し、下半身の血流を改善することを目的としています。
【やり方やポイント】
①足首のリラックス
足を上げてブルブルと30秒間揺らし、足首の緊張を解きほぐします。
②膝を胸に引き寄せる
一方の膝を胸に引き寄せ、もう一方の足を床に伸ばします。これにより、腰痛の予防と改善に効果的なストレッチができます。
③膝の伸ばし
膝を胸に引き寄せたまま、足を伸ばして太ももの後ろを伸ばします。膝をしっかりと伸ばすことがポイントです。
④腰痛予防のポーズ
片足を曲げてその上にもう一方の足を置き、腰痛予防に最適なポーズを取ります。
⑤下半身への血流促進
片足を立て、もう一方の足を伸ばしながら、下半身への血流を促進するポーズを行います。
⑥太もものストレッチ
膝を胸に引き寄せたまま、太ももの裏を伸ばします。これにより、下半身の血流が良くなります。
動画の最後には、これらのストレッチを日常生活に取り入れることで、腰痛の予防と改善が期待できると述べています。また、継続が重要であると強調し、視聴者に対してこれらのストレッチを日々のルーチンとして取り入れることがおすすめです。
【腰痛ストレッチ】たった30秒!寝ながら股関節動かしてみて!
この動画は、整体院和み-NAGOMI-の院長である土師和也さんが、寝ながらできる腰痛解消ストレッチを紹介しています。彼は、腰痛の治療において、腰に直接アプローチするのではなく、原因となる部分に焦点を当てるべきだと説明しています。特に、大腰筋という筋肉をほぐすことが重要であると述べており、そのほぐし方を詳しく指導しています。
動画では、大腰筋の位置を正確に把握し、どのようにしてその筋肉を効果的に押すかを視聴者に教えています。具体的な方法としては、寝ながら両膝を曲げ、片方の大腰筋を両手の指先で押しながら、同じ側の足を動かすというものです。この動きを続けることで、大腰筋がほぐれ、腰痛が改善されると説明しています。
【やり方やポイント】
・大腰筋の位置
おへそに指を縦に4本置き、人差し指がおへそに来るようにして、小指の横の部分が大腰筋の位置です。
・押し方
腹筋の横、くぼんでいる溝を両手で押します。大腰筋は奥にあるため、しっかりと奥まで押さなければなりません。
・ストレッチの実施
寝ながら両膝を曲げ、押している側の足を膝を曲げたまま上げて下ろします。その後、膝を伸ばして同じ動作を行います。
・ポイント
大腰筋をしっかりと押さえながら足を動かし、呼吸は止めないようにします。動きはダイナミックに行い、押す力が緩まないように注意します。
このストレッチを行うことで、腰が動かしやすくなり、腰痛が軽減されるとのことです。また、女性の方で手の力が弱く、大腰筋を十分に押せない場合は、リモコンなどを使って押すことがおすすめです。
【股関節 ストレッチ】寝ながら股関節を緩めて骨盤矯正!
動画は「整体院和み-NAGOMI-土師和也」による股関節のストレッチに関するものです。この動画では、寝ながらできる股関節のストレッチを紹介しており、股関節の痛みや詰まりを取り除き、骨盤の歪みを整えることができると説明しています。股関節は大腿骨と骨盤がつながっている部分で、周りには多くの筋肉があります。これらの筋肉が硬くなると、股関節の詰まりや痛みが生じるため、筋肉を緩めることが重要です。
土師和也院長は、単にストレッチをするだけではなく、股関節周りの筋肉を正しく使うことも大切だと指摘しています。そのためには、筋肉を緩めることと同時に、筋肉を収縮させるトレーニングも必要です。動画では、股関節周りの筋肉を動かしてほぐした後に、股関節についている筋肉を正しく使うためのトレーニングを行う方法を紹介しています。
【やり方やポイント】
①ストレッチの実施
片方の膝を両手で抱え、体の方に引き寄せる動作を行います。これにより、股関節が緩むとされています。
②適応性
股関節が痛い場合や腰が反って痛い場合は、反対の膝を曲げておくことが推奨されています。
③筋肉の使用
ストレッチだけでなく、股関節周りの筋肉を正しく使うトレーニングも行うことで、股関節の柔軟性を高めることができます。
④継続的な実践
土師和也院長は、これらのストレッチとトレーニングを継続的に行うことで、股関節の硬さが取れると述べています。
寝ながら下半身ストレッチの効果的な時間帯
忙しい毎日にストレッチを取り入れる場合、どうせなら効果が最大化される時間帯に行いたいですよね。
ここでは朝・昼・夜それぞれのタイミングでストレッチをするメリット・デメリットを解説します。
朝のストレッチのメリット
朝にストレッチをすることで、就寝中に滞っていた血流が良くなり、冷えた身体をあたためてくれます。
寝転んだまま伸びをするだけで、筋肉がほぐれて身体が目覚めるため、いつも眠たくてベッドから起き上がれないという方にもおすすめです。
また、代謝が上がるため、一日の消費カロリー増加も期待できます。
朝ストレッチのデメリット
朝は身体が硬いため、日中と同じような激しい動きはケガのもとになります。
また、出勤前はゆっくりする時間が取りづらく、「結局続かなかった…」というケースも多いです。
出勤前のルーティーンに組み込みやすい「ながらストレッチ」を取り入れると、無理なく続けやすいでしょう。
昼ストレッチのメリット
お昼のストレッチは、午前中の仕事で溜まったむくみや固まった筋肉をほぐす効果があり、午前の疲れのリセットとして効果的です。
また、血流がよくなるため、午後からの業務にも集中しやすくなります。
昼ストレッチのデメリット
在宅ワークでない場合、ストレッチをする場所に困ることもあります。
また、企業の昼休憩は1時間が一般的。
空腹時はめまいを起こしやすく、食後は消化器官が安定しないため運動は控えるべきであり、この短い時間でストレッチをするとなると、やはり少し厳しいです。
とはいえ食後を避ければ問題ないため、お弁当を温めている1分間などを利用して軽いストレッチを取り入れれば、習慣化しやすいとも言えます。
夜ストレッチのメリット
ストレッチに適した時間帯として有名なのが、お風呂上がりですよね。
お風呂あがりにストレッチを行うことによって身体があたたまり、筋肉が伸びやすくなるので、身体が硬い方でもつらさが軽減します。
さらに寝る前にストレッチを行うことで、自律神経を整えてリラックスできるため安眠効果も!
夜ストレッチのデメリット
夜は朝や昼に比べて自由な時間が多いものの、残業や飲み会などで予定が狂いやすい時間帯でもあります。
急な予定変更でしっかり時間を取れない日があっても、その日は「ながらストレッチ」を取り入れるなどして、柔軟に対応しましょう。
また、いくらお風呂上がりのストレッチが推奨されているといえど、のぼせた状態はNG!
ふらつきを感じる状態でストレッチを行うと、バランスを崩してケガをする恐れがあります。
ストレッチを行う前は、40度以下の熱すぎないお湯加減にとどめておきましょう。
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寝るだけで太もも激痩せ・腰痛改善!『寝ながら下半身ストレッチ』の秘密とは?まとめ
「ストレッチをしてはいけない時間帯」や「絶対にストレッチをすべき時間帯」というのはありません。
ストレッチの効果を最大化するには継続しやすいタイミングが一番大切であり、もちろん朝・昼・夜すべてのタイミングでストレッチをしても問題ありません。
筋肉は、伸ばしてもすぐに戻ろうとしてしまうため、とにかく毎日続けることが大事!
忙しくてストレッチにあまり時間をかけられない方でも、継続しやすい時間帯を見極め、効率的にストレッチを取り入れましょう!
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