脚のむくみの原因とむくみを取る解消方法5選!

足のむくみを解消法は?むくみは女性の天敵ですが、むくみの原因を知って確実に取ることができる方法があります。
むくみやすいふくらはぎを自宅でできる簡単マッサージ方法やズボラ女子のむくみ取り解消法を紹介します。
目次
脚のむくみを解消したいズボラ女子の悲鳴!
夕方になると足がむくんでダルい…
脚のむくみを解消したいズボラ女子の悲鳴が?しかし、毎日、脚のむくみのマッサージなんてめんどうっ!
立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢を続けているオフィスワーカー。
仕事上、同じ姿勢で血流が妨げられているのに、運動不足、睡眠不足、冷房、ストレス感、足を締め付ける靴、ヒールの高い靴など、足のむくみとは完全同居状態。
でも、むくみは、ほっておくとどんどん脚が太くなってしまう。
素敵女子は、毎晩毎晩、脚のマッサージを欠かさない人が多いけど、そんなに毎日やってられない。
でも、むくみが溜まったまま寝るのはイヤ!
なんて思うワガママさんへ。
マッサージは基本ですが、ズボラ女子でも続けられる解消法をご紹介します。
足のむくみの原因は3つ
足のむくみの原因には老廃物の滞り、冷え、生活習慣の乱れなどが原因として考えられています。
1:老廃物の滞り
むくみとは、静脈やリンパの流れが滞り、老廃物が管から漏れ出して細胞のすき間に溜まってしまう。
通常、ふくらはぎの筋肉を使って静脈やリンパ管をポンプのように動かし、老廃物を上半身へと押し上げるものなのですが、筋肉が衰えてポンプ作用がうまく働かなくなると、体内の水分や老廃物が下半身に滞りやすくなり、むくみが生じてしまいます。
2:冷え
また脚のむくみには、冷えも大きく関係しています。
日本人の女性約8割が悩んでる症状だと言われています。
自分の手を足の内くるぶしから3本分上の部分にあてた際に「冷たい」と感じたり、押した時に「痛い」と感じる場合は、脚が冷えている証拠です。
このような冷え状態が続くと血流が悪くなるのと、皮膚の下に水分がたまった状態になり、むくみが発生します。
そして、むくんだ状態は筋肉を硬くすることで循環が悪くなり、冷えを増長してしまうのです。
さらには、筋肉が硬くなることで脂肪も燃焼しにくくなり、皮下脂肪も溜まりやすくなって、脚がどんどん太くなるといった悪循環を招くことになりかねません。
冷えた脚はむくみだけでなく、筋肉を硬くすることで贅肉も付きやすくしてしまうのです。
3:生活習慣の乱れ
食習慣や生活習慣の乱れも脚のむくみには大敵。塩分や糖分、水分の過不足、また、不規則な生活で自律神経の調整機能が乱れることも、脚がむくみやすくなるといわれています。
バランスのとれた食事、宵越しのむくみを残さないための質のよい睡眠、そしてストレスフリーな生活も、むくみ予防には重要です。
足のむくみ取りの解消法のポイント
一般的に、足のむくみを解消する方法には、「冷やさないこと」と「老廃物を溜め込まない」ことの大きく2点に集約されます。
まず「冷やさない」ということは、どなたでもお分かりかと思いますが、冷えは血流を悪くしますので、その結果、足に溜まった血液や水分が循環しにくくなりますので、結果的に足のむくみにつながります。
また夏場のエアコンの冷風は、部屋の下部に溜まりますので、思った以上に足の冷えにつながります。
仕事でディスクワークが多い女性などは、冷風が直接足に当たらないようにするなどの工夫することも、足のむくみを解消するためのポイントです。
寒い冬は説明するまでもなく、足先から冷えてきますので、厚めの靴下やストール、ストッキングなどに工夫が必要となります。
「老廃物を溜め込まない」ということでも、同じ様なことがいえますが、とにかく血流やリンパ液の流れを阻害するような、姿勢、生活習慣はさけ、特に同じ姿勢による血行不良での足のむくみを解消するためには、足先やふくらはぎを、座ったままでの状態でも、常に動かすように意識することです。
マッサージで足のむくみを解消する方法
足のむくみは血行が悪くなると現れます。
足には血行をよくする為のツボがたくさんあります。
足のマッサージ方法である程度のむくみは解消する事ができます。
まずは、足をマッサージして見ましょう。
足のマッサージその1
1.片足を伸ばして、もう片方の足をももの上に載せます。
2.小指がら順番にマッサージしていきます。
(指の両脇は血管が通っているため念入りに行いましょう)
3,指の股をつまみ、指の間を広げます。
4.指を1本づつひっぱります。
5.足の裏を順番に指圧していきましょう。
6.足の指の間に手の指を入れ、足首を回しましょう。
足のマッサージその2
足裏たたき
1.拳をつくり、手の甲で足の裏を順番にたたいていくだけです。
※痛いと思うほど強くは叩かない事。
足のむくみをとるマッサージ動画
むくみ脚に効く”ツボ押し”でとる
マッサージにプラスして、むくみをとるツボを覚えておくと、いっそう効果的!
仕事の休憩時間や家事の合間など、気がついた時に押すだけでも効果があるようです。
親指を使って、3秒押して、はなす、3秒押して、はなすを数回繰り返してみましょう。
湧泉(ゆうせん)
足の裏の真ん中の少し上のあたり、足指を曲げた時にへこむ場所です。
足のむくみの他にも、一日中の立ち仕事や長時間の歩行、筋肉疲労などに効果が期待できます。
身体の冷えや生理痛がひどい人にもおすすめのツボです。
手の親指で少し強めに数秒押して数秒離すという動作を繰り返しながら刺激してみましょう。
足心(そくしん)
足の裏のちょうど真ん中に位置します。
このツボを刺激することで、腎臓の働きをよくして体内の水分量を正常にする効果がありますので、身体の水分量が増えるむくみには最適です。
心臓(しんぞう)
このツボは、左足の裏にのみあります(右は違うツボです)。場所は、左足裏の中指と薬指の下3~4cmのところです。
ここは、血流を良くするツボになりますので、下半身のうっ血したことによるむくみや、老廃物のつまりを解消するのに効果的なようです。
水泉(すいせん)
水泉は、足の内側のくるぶしの斜め後ろに位置するツボです。
このツボは、体内の水分代謝を助ける働きをします。
また、ホルモンバランスを整える効果も期待できますので、生理中の足のむくみでお悩みの人にも非常におすすめのツボです。
委中(いちゅう)
膝の真裏にあるツボ。
むくみをとる効果があるんです!
むくみのツボ押しの基本☆
ツボ押しのポイントは、「強すぎず弱すぎず」です。
ゆっくりと息を吐きながら押し、ゆっくりと息を吸いながら離すようにしましょう。
また徐々に力を入れていき、ゆっくりはなすようにしましょう。力を入れる長さは、1回3~5秒くらいが適当です。3~5秒押して3~5秒離す、というサイクルを5~10回繰り返します。
あまり長く押しすぎたり、押す回数が多すぎたりすると、経絡が圧迫されて逆に気血の流れが悪くなることがあります。気持ちのよい痛みを感じるくらいの強さで押すようにしましょう。
ツボ押しの動画
ズボラ女子のための簡単なむくみ解消法5選
1、むくみは”体操”
ふとんの上などでも行える簡単な体操です。
上体に戻れずに下半身に溜まってしまった血液を、心臓に戻してあげましょう。
重力によって足は血液が溜まりやすい部位です。
足を高くして動かしてあげることで、足に溜まった血液が上体に戻りやすくなります。
2、むくみは”脚上げ”
これなら、頑張ってマッサージしなくたっていいはず。
壁に対してお尻をつけるように足を上げます。
そのまま3~5分、上げておくだけでむくみが取れるそう。
これ簡単すぎる!(笑)
でも、こちら、エステティシャンがおすすめしている足のむくみ解消法だから効果の根拠はある。
実際にやってみると、本当に足がラクになりますよ!
3、むくみは”食べ物”
カリウム
体内の塩分と水分を尿と一緒に排出してくれる利尿作用効果があるのだとか・・・!
どれも気軽に取り入れやすい食べ物ですね。
・野菜・きのこ類・・・とうがらし、里芋、にんにく、さつまいも、パセリ、しそ、ほうれん草、エリンギ、キャベツ、切り干し大根など
・海藻類・・・こんぶ(乾)、わかめ(乾)、とろろこんぶ、ひじき(乾)、焼のりなど
・果物・・・アボカド、干しぶどう、干し柿、バナナ、プルーン(乾)、キウイなど
・豆類・ナッツ類・・・大豆、小豆、えんどう豆、いんげん豆、落花生、アーモンド、松の実、カシューナッツなど
・魚介類・・・スルメ、干しえび、煮干し、鰹節、アジ、さわらなど
クエン酸
体の老廃物を排出し、代謝促進の効果あり!
血の巡りを良くすることで、むくみ解消に繋がるんです?
他に疲労回復する嬉しい効果が!
梅干・トマト・レモン・グレープフルーツ・お酢など
ビタミンE
ビタミンEの含有量が高い順に表すと、「アーモンド、ひまわり油、とうがらし、抹茶、すじこ」
ビタミンEは血管の汚れを掃除する作用があります。そのため栄養が運ばれやすくなり、老廃物も排出されやすくなると言われています。
控えるべき!冷たい飲み物は禁物!
冷たい飲み物を大量に飲むと、体の組織や、血管を収縮させてしまうことになり、むくみの原因となります。
そして、冷たい飲み物は、胃腸を冷やしてしまい、消化を悪化させてしまう恐れもあります。
消化が悪くなると、下痢を起こし、その結果、代謝や血行不良に陥ります。
これも、むくみの原因となり、セルライトができやすくなります。
その他、むくみや冷えとは直接関係がなくても、腎臓の機能低下や、肝臓機能の低下も引き起こします。
それを予防するためには、できるだけ常温の飲み物を摂取することを、お勧めします。
塩分の摂取を注意!
お酒もむくみの原因とされていますが、単にお酒のせいだけではありません!
実は、お酒のお供の“おつまみ”なんです。
おつまみには、塩分が多く含まれているものが多いので気をつけましょう!
食事においては、塩分の摂取を控えめにすることが大切です。
血液中の塩分濃度が上がることもむくみの原因につながります。
そのため、少しずつ薄味に慣れていくことが大切です。
インスタント食品、特にカップ麺のスープなどは塩分量が多いため、量は少なくてもむくみを助長させる塩分を多く含んでいます。
摂取する場合には、野菜を加える工夫や、スープを最後まで飲み干さないなどのことを心がけましょう。
糖質
夜はエネルギーをあまり使わないので、糖質を抑えましょう!
意識するだけでダイエットにも繋がるんです?
実は、「糖質」も大きな影響を与えているんです。
・米
・パン
・麺
・いも類
・根菜類
・果物
・お酒(ビール、発泡酒、日本酒、梅酒)など
糖質は、甘い物だけではなく、炭水化物などに多く含まれています。
では、どうして糖質を摂り過ぎるとむくんでしまうのか?
それは、「糖質を体内に取り込むとき、3倍の水分と結びつくから」。
つまり、1gの糖質が3gの水分を蓄えるんですね。
これがむくみの原因になります。
4、むくみは”サプリメント”
簡単なむくみ取りの一つにサプリメントを取り入れてみてもいいですね。
ただ、サプリメントだけでは、むくみが完全に取れません。
他の体操などと組み合わせることで効果ありです。
5、適度な”運動”
基本的なことですが、足のむくみ対策には適度な運動も重要です。
特にふくらはぎの筋肉を強化することで、ふくらはぎの筋肉のポンプ機能が強化され、足に降りた血液を、心臓に戻してくれる働きをしますので、結果、足にたまる水分が減り、足のむくみが解消されます。
そのために、爪先立ちを繰り返す運動や、軽いランニングも効果があります。
脚のむくみの原因とむくみを取る解消方法5選!まとめ
脚のむくみは、一度むくむと癖になります。多少面倒だと思っても、むくみは下半身太りや脚の太り、足首が太くなるなど、見た目にもどうかな?ということもありますので、美容のためにも真剣に取り組んでみるのはいかがでしょうか?
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